記事の対象者とテーマ

この記事の対象者はセラピーサロンをされている方、またはこれから始めたい方に向けて書いています。記事のテーマはよもぎ蒸しとハーブボールを組み合わせるメリットについてです。

はじめに

こんにちは、日本橋ハーブボール工房です。よもぎ蒸し(またはユサ)を導入されているサロン様から、ハーブボール施術との相性についてご相談をいただくことがあります。

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よもぎ蒸しとハーブボールを組み合わせることはできるかしら?

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よもぎ蒸しをした後に、ハーブボール施術をしてあげたいんだけど大丈夫かしら?

この答えはYESです。ハーブボールはよもぎ蒸しと相性がよく、これまでにたくさんのサロン様に導入いただいています。そこで、ハーブボールをよもぎ蒸しと組み合わせることの利点と、どのように組み合わせるのがおすすめなのかについてご紹介しますね。

A.よもぎ蒸しと組み合わせる利点

1.頭部にたまった熱をとりさることができる

女性1

よもぎ蒸しが終わった後にお客様が頭が痛くなったと相談を受けてしまったんだけど…。

よもぎ蒸しの場合、サウナのように体を蒸しあげていくためお客様によっては頭部に熱が行ってしまうことがあるようです。場合によっては「のぼせ」に似た症状になる人もいらっしゃいます。

実際にGoogleで「よもぎ蒸し」「頭痛」で調べると、お客様の体験談の声として挙げられていたりします。場合によってはよもぎ蒸しの後に気分が悪くなり、おう吐したり、立てなくなったりする例などもあるようです。

こちらは熱いお風呂に入ったあとと同じで一過的なものとみる向きもあります。でも、クレームのもとになってしまうかもしれませんし、できるだけ避けたいのが実情ですよね。そんな時におすすめなのがハーブボールなのです。

ハーブボールは当てた部位を温めるのと同時に、その部位から熱を抜く作用もあるからなんです。具体的にはよもぎ蒸しのあとに百会という頭の中央部分に当てて施術することで解消することができます(下写真)

写真|頭部の中央(百会)にハーブボールを当てている様子

どのように当てればいいかについては比較的コツがいります。こちらのハーブボールの具体的な導入方法については後述しますね。

2.女性に特化した施術ができる

子宮をダイレクトに温めるよもぎ蒸しのお客様の多くは女性だと思います。特に生理不順を癒したい、妊娠力をつけたいというお客様が多いでしょう。そして、ハーブボールもまた特に女性のために喜ばれているセラピーを行うことができます。特にお客様の子宮周りを温めることで、よもぎ蒸しとダブルでの効果が期待できるでしょう。

3.お客様がよもぎ蒸しをしている間に自分で温めて楽しめる

お客様がよもぎ蒸しをされている間、蒸しあげたハーブボールを腰や肩に当ててもらうことも大変おすすめです。その場合にはお客様にセルフセラピーする形となります。よもぎ蒸しの間のリラックスをより深め、子宮周り以外のコリや冷えをすっきりと癒すことができると体験談を頂いています。

4.よもぎ蒸し後にクイックなセラピーができる

上述したように、よもぎ蒸しはどうしても頭部に熱が行ってしまう場合があります。そのため、よもぎ蒸しの後には横になっていただいて熱を解放する時間をおすすめしています。ハーブボールであれば、このよもぎ蒸し後の時間に足や肩、腰といった部分をすっきりと癒すことができます。

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よもぎ蒸しの後には必ず、ハーブボールで施術をさせて頂いています。お客様もよもぎ蒸しの余韻を感じながら、体全体がほぐれていくのを感じていただけます

よもぎ蒸しの後にハーブボールを導入することで、お客様の満足を引き出し、結果としてより長いセラピーを提供できるのです。

5.お土産にすることでお客様の健康習慣を応援できる

よもぎ蒸しには特殊な椅子とマントが必要ですので、どうしても家庭では実践しづらい部分があります。しかし、ハーブボールは電子レンジでも加熱できますので、お持ち帰り頂いてご家庭でも実践することができます。そのため、お客様のご自宅での健康習慣を応援できるという強みがあるのです。

お客様がご家庭でハーブボールを使うことは、あなたのサロンを思い出してもらうことにもつながり、それは経営的な安定にもつながります。サロンでの施術とご家庭での施術を組み合わせることで、お客様にはこれまで以上の癒し効果を実感していただけることでしょう。  

B.そもそもハーブボール導入のメリットとは?

1.導入に当たっての設備投資費用が少ない

ハーブボールを導入するにあたって設備投資は少ないと言えます。蒸し器とトング、フェイスタオルだけです。蒸し器は5000円程度のものでOKです。トングは100円ショップのものでOK。フェイスタオルはセラピーに使用しているもので併用できます。セラピーウェアはコットンのものであれば専用のものは必要ありません。

2. ハーブボールには空間的制約もほとんどない

ハーブボールの導入には専用の椅子や空間などの投資は必要ありません。蒸し器を置くスペースさえあれば大丈夫です。保管をするときも簡単です。

3.温めたい個所をピンポイントで施術することができる

温活という言葉が定着して久しいですが、やはり日本人女性にとって冷えは美容と健康の大敵ですよね。そんな冷えを撃退するためにハーブボールは特に重宝します。蒸しあげたハーブボールを肩や腰、あるいは内臓の位置にじわっと押し当てることで、気血水のバランスを改善することができるのです。

4.お持ち帰りいただいて、お客様の習慣化を応援できる

サロンの経営を安定化するためにはリピートして来て下さるお客様が一番大切です。そのリピーター様を獲得するために大きな働きをするのがハーブボールです。ご自宅でのハーブボールの習慣を応援することで、お客様はあなたのサロンを非日常な癒しどころというイメージ以上に、「毎日の美容と健康に欠かせない場所」と認識してくれるようになります。これを経営学では暴露効果と呼びますが、簡単に言えば、ハーブボールをお土産としてお渡しすることで、あなたのサロンのファンになってくれるのです。

C.導入にあたっておすすめな方法

以上、よもぎ蒸しとハーブボールを組み合わせるメリットについて解説いたしました。やはりよもぎ蒸し特有の「のぼせ」にハーブボールを通じて対応できることは大きいですね。こちらは実際に私たちの契約サロン様の声として頂いているものですので、お客様の癒し体験をよりグレードアップできると考えています。

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よもぎ蒸しとハーブボールを組み合わせてみたいけど、どうやって導入すればいいかしら?

ハーブボールの導入は通信講座で可能で、お申し込み後すぐに始めることができます。こちらは私たちが長いキャリアを生かして開発したオンライン講座となっています。

下半身のセラピーであるハーブボールリフレ、筋膜をほぐすハーブボール筋膜リリース、免疫力アップを狙った免疫ブーストの三種類です。頭頂部に当てる施術方法は筋膜リリースと免疫ブーストの2つの通信講座で学ぶことができます。

こちらの通信講座はハーブボール付きで、サロンへの導入法をリーズナブルに学ぶことができます。ご関心のある場合にはこちらのページをチェックしてくださいね。